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熊野古道 大辺路

長井坂

万葉の昔にはすでに、都人が海路を併用しながら利用したと思われる古道で、大辺路という分類においては田辺市から那智勝浦町までの海沿い、約92kmの区間を指します。
熊野参詣のルートとしては中辺路が多用されたため、大辺路は時間に余裕のある庶民や文人墨客が枯木灘や熊野灘の風景を愛でながら歩いた道であったようです。江戸時代初期には紀州藩により一里塚が沿線に築造され、藩主や三宝院門跡の大行列もこの道を通過しました。大辺路は四十八坂と称されるほど急坂や小坂が多く、そのため部分的には開発を免れ、往時の景観を遺しているところも少なくありません。

熊野古道 大辺路の街道マップ

コースマップ