天空の聖地 高野山 高野山のみどころ

明治以前は高野山全体を総本山金剛峯寺といい、「一山境内地」とされていました。
山内は「奥之院」と「壇上伽藍」を二大聖地とし、今も人々の信仰を集めています。 奥之院には、墓石群のほか慰霊碑や供養塔なども数多くあり、民族や宗教の違いに関わらず全てを受け入れる寛容さは、高野山が1200年継承してきた精神であり、その魅力となっています。

壇上伽藍

高野山の二大聖地のひとつ。弘法大師が真言密教の根本道場を開くにあたり最初に整備に着手した場所です。境内には根本大塔、金堂など19の建造物が建ち並びます。

根本大塔

真言密教の根本道場のシンボルとして建てられた、高さ48.5mの日本で最初の多宝塔。大塔内陣は曼荼羅の世界を立体的に表現しており、胎蔵界と金剛界をひとつに融合した空海独自の立体曼荼羅となっています。
拝観料:500円

金堂

伽藍の中央にあり、高野山の総本堂。重要な行事のほとんどがここで執り行われます。御本尊は秘仏となっている薬師如来です。
拝観料:500円

御影堂

弘法大師がお住まいになっていたとされるお堂。弘法大師の御影が祀られてから、御影堂と呼ばれています。御逮夜法会[おたいやほうえ]の後のみ、一般内拝が許されています。

御社

弘法大師が高野山を開いた際に守り神として、丹生明神、高野明神を勧請した社。高野山の神仏習合の象徴です。

奥之院

壇上伽藍とともに高野山の二大聖地。弘法大師入定の地であり、弘法大師御廟は大師信仰の中心聖地です。一の橋から弘法大師御廟まで約2kmの参道には、多くの伝説も残っています。

奥之院参道

参道には、樹齢約700年の杉木立がそびえ、皇族、諸大名をはじめ、文人や庶民にいたるまで、あらゆる階層の人々の墓石や祈念碑、慰霊碑が約20万基を超え、建ち並んでいます。

御廟橋

弘法大師御廟に一番近い橋。36枚の橋板と橋全体を1と数え、金剛界37尊を表しています。御廟橋より先は聖域であり、写真撮影は禁止。服装を正し、一礼して渡ります。

御供所

お大師さまへお供えする毎日のお食事を調理する場所。奥之院への奉納もここで取り次ぎしてもらえます。

嘗試地蔵

御供所で作ったお大師さまへのお食事をこの地蔵尊に味見して頂き、御廟へ運びます。お大師さまへの食事のお供えは、生身供[しょうじんぐ]といい、毎日6時と10時30分の2回行われます。

水向地蔵

玉川のほとりに立ち並ぶ地蔵尊。御供所で求めた経木をここで奉納し、水を手向けて先祖の供養をします。

戦国武将の供養塔

現世では敵味方であった織田信長や豊臣秀吉、上杉謙信など戦国武将の墓石群があり、宗派を問わない高野山の寛容さを感じます。

金剛峯寺

金剛峯寺

高野山真言宗の総本山。高野山全体の宗務が行われており、住職には高野山真言宗管長が就任するしきたりになっています。国内最大級の石庭「蟠龍庭[ばんりゅうてい]」や狩野派の襖絵など見どころが多数あります。
拝観料:1,000円

蟠龍庭

蟠龍とは、天に昇らずに地上でとぐろを巻き、潜んでいる龍のこと。広さ2340平方メートルに及ぶ石庭に、雲海の中雌雄1対の龍が向かい合い、奥殿を守っているように表現されています。

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大門

高野山の総門であり、結界のシンボル。左右には金剛力士像が安置されています。大門付近は眺望もよく、四国や淡路の山々が見えることも。

徳川家霊台

寛永20(1643)年、三代将軍家光が建立した江戸時代の代表的な建築物。建物の内部は漆、金箔、壁画等で装飾されています。
拝観料:200円

金剛三昧院

尼将軍北条政子が、夫・源頼朝と息子・実朝の菩提を弔うために建立。国宝の多宝塔をはじめ、5月初旬から境内いっぱいに咲くシャクナゲの花も有名です。

高野山霊宝館

高野山内の貴重な文化遺産が保存・展示されています。収蔵量は国宝、重要文化財、和歌山県指定文化財等、約2万8千点弱を含む5万点以上。常設展示のほか、企画展や特別陳列等もお楽しみいただけます。
拝観料:一般 1,300円(学生・団体は割引あり)

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