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水の国、わかやま。神代の昔から、「木の国」と呼ばれてきた和歌山県。豊かな森に恵まれた土地だからこそ、その森に育まれた清らかな「水」がある。「水の国、わかやま。」キャンペーンでは、和歌山にあふれる清らかな水にまつわる資源や文化の魅力をご紹介します。

和歌山ではなんてことない景色かもしれない。
しかし、決してふつうではない水世界。

 「この水中に広がる水色は、透明度の高い極上の水だからこそ見えるものなんです。和歌山は、そんな清らかな川が無数に存在する世界でも稀な地域なんです」。そう話すのは、ネイチャー・フォトグラファーの内山りゅうさん。これまで国内はもちろん、アフリカのタンガニーカ湖、ロシアのバイカル湖など、世界の淡水環境を撮影し続けてきた。そんな内山さんが、圧倒的な水の美しさに惹かれて東京から和歌山に移住したのが18年前。暮らしのすぐそばで、ごくごく当たり前のように存在する清流に驚き、その美しさを捉えたものがこれらの写真だ。

 「これほどきれいな水があるのは、紀伊半島の水の循環が健全だから。山に降り注いだ雨が森をくぐり抜けて川となり、海に注ぐ。そしてその海水が蒸発して雲となり、また雨を降らせる。和歌山は多雨で豊かな森林が残っていることもあり、こうした循環が今もきちんと保たれている。しかも、山と海の距離が近く、そのサイクルがコンパクト。こんなにクリアな水にあちこちで出合える場所はほかにはない。清らかな水は眺めるだけでも心洗われます。そして、上流域まで足を延ばして極上の水に触れてみれば、さらなる感動があると思います。未知の景色や音、感触を体感できますよ」。

ネイチャーフォトグラファー内山りゅうさん
1962年、東京生まれ。淡水を中心に、水に関わる生き物と、その環境を撮影し続けるネイチャー・フォトグラファー。和歌山の美しい水との出会いにより、1999年白浜町へ移住。
ネイチャーフォトグラファー内山りゅうさん

上:『水滴』撮影場所:西牟婁郡白浜町
雨が多く湿潤な紀南地方では、森に一歩入るだけで、雨水が滴る苔やシダを見かける。
下:『川遊び』撮影場所:田辺市(安川)
水中メガネを着けて川にゴボッと潜るだけで、全身に響く水流の音や振動に感動する。

写真展 水の国、わかやま。