高野・山麓エリアのグルメ・名物
聖地・高野山の歴史ある食文化と、自然豊かな山麓の恵みが織りなす食の宝庫です。
心と身体を優しく満たす伝統の「精進料理」や、柿の葉の香りが広がる伝統食「柿の葉寿司」。そして、温暖な気候が育む全国屈指の甘い「フルーツ」や、地元のこだわり食材を堪能できるご当地グルメ「はしもとオムレツ」まで、バラエティ豊かな味わいが揃っています。
歴史ある伝統の味から旬の味覚まで、この地域ならではのおいしさをぜひご堪能ください
また、豊かな自然と伝統の職人技が息づく、高野・山麓地域ならではの様々な名品も揃っています。
国指定の伝統工芸品であり、竹のしなやかさが光る「紀州へら竿」や、高品質な肌触りで世界的にも高く評価される「パイル織物」、弘法大師空海ゆかりの技術を今に受け継ぐ手漉き和紙「高野紙」。そして、紀の川の清流と上質な米から醸される銘酒「川上酒」や、香ばしく焼き上げた餅と上品な餡が絶妙な伝統和菓子「やきもち」まで、歴史と手仕事のぬくもりが詰まっています。
はしもとオムレツ
橋本市には、鶏卵、巨峰、富有柿、はたごんぼ、恋野マッシュルームなど美味しい地域産品がたくさんあります。 はしもとオムレツは、そういった橋本市の地域産品を使って、各店舗が工夫をこらし、メニュー化したオムレツの総称です。橋本市内の15の認定店で味わえますので、橋本市へ来られた際にはぜひ食べてみてください。
四季折々のフルーツ
温暖な気候と恵まれた土壌により、かつらぎ町では年間を通じて様々な果物が育てられています。かつらぎ町には果物農家が多く、観光農園ではフルーツ狩りを楽しむことができます。 豊富な果物の種類とあいまって一年中、新鮮なフルーツを求める観光客でにぎわっています。
また、正月の縁起物である「串柿」は四郷地区を中心に生産されており、日本一を誇ります。
柿の葉寿司
柿の葉寿司は一口大の酢飯に鯖や鮭を乗せ、柿の葉で包んで押しをかけたお寿司です。柿の産地で慶事の御馳走として昔から親しまれてきました。柿の葉は殺菌効果に加えて豊かな香りがあるため、風味良いお寿司はまさに絶品です。また、ひとつずつ包まれているため、お箸なしで食べられる手軽さも魅力の一つです。
精進料理
精進料理とは、一言でいえば肉や魚などの「なまぐさ」を使わない料理です。しかし、野菜ばかりの質素なものかと思いきや、塗の御膳にたくさんの品々が並び、見た目にも豪華です。高野山の精進料理のルーツは「振舞料理」で、平安時代から皇族や大名の参詣をはじめ、全国から参拝に来られる檀信徒に対して、ようこそお越しくださいました、という気持ちを込めて料理をお出しする、その伝統が脈々と受け継がれた料理なのです。
その中でも特に有名なのが「ごまどうふ」。原料は白胡麻と吉野くずと水。白胡麻の皮をむいて水とともにすり潰し、吉野くずを加えて練り上げます。厳選された材料のみを使用してつくられる胡麻豆腐は、白くてきめが細かく、驚くほど弾力性に富んでいます。ぜひご賞味ください。
紀州へら竿
「紀州へら竿」とはへらぶなを釣る専用の釣竿のことです。真竹・高野竹・矢竹の3種類の竹を主に使用し、それらを組み合わせて1本の釣竿を制作します。原竹の切り出しから生地組み、漆塗り、完成までほぼすべてが手作業で、一人の職人が約1年がかりで仕上げます。
パイル織物
パイル織物とは織物の基布に毛(パイル糸)が織り込まれている有毛布地(ゆうもうぬのじ)のことで、現在ではエコファーから車のシートまで意外と私達の身近にあります。明治10年に高野口の前田安助氏がスコットランド等の「シェニール織」を元に、ルーツとなる「再織(さいおり)」創案し、大正初期に技術研究が進んで「パイル織物」が誕生しました。パイル織物の質感がアザラシの毛並みに似ていることからシール織(シールメリヤス)と呼ばれることもあります。わかりやすいところで例えますと、モケモケした電車のシートがいわゆるパイル織物となります。
職人の皆様が試行錯誤を積み重ね、パイル織物を生産する技術を応用して様々な開発を試みている中、エコファーが誕生しました。動物の毛の質感を再現するため、質感が異なる様々な種類のアクリル繊維を組み合わせ、特殊なブラシをかける工程を十数回繰り返して仕上げるエコファーは海外の有名なファッションブランドでも使われています。
川上酒
川上酒は、和歌山を代表する紀の川の上流にあたる橋本・伊都地方の酒蔵で作られた清流の総称。最盛期には30軒を超える蔵元がこの地域にあったと言われています。
現存する唯一の蔵元である初桜酒造では、弘法大師空海と関係の深い丹生都比売神社のある天野地区の名産「天野米」と「高野山麓・和泉山麓の伏流水」で風味豊かな清酒をつくっています。
高野山開創当時は飲酒禁制でしたが、弘法大師空海は「塩酒一盃これを許す」と酒の効用を認め、高野山では酒を「般若湯」(サンスクリット語で「智恵の水」という意味)と呼んで、いただいていたそうです。
高野紙
高野紙(古沢紙)は、平安時代に弘法大師空海が九度山の地に伝えたと伝わる歴史ある伝統的工芸品です。高野山の写経や版木印刷を支えた紙として重宝され、丈夫で破れにくい質感が大きな特徴です。原料となる楮(こうぞ)の素朴な風合いと、素朴でありながら滑らかな肌触りは、職人の手仕事ならではの温もりを感じさせます。 九度山町の「紙遊苑」では、伝統の手すき体験できます。
やきもち
高野山名物といえば、やきもち。柔らかく薄い餅の中に餡が入っており、ほどよい甘さと柔らかな食感が特徴です。高野山内や花坂エリアなどには、やきもちを販売しているお店が何店舗かございますので、ぜひ食べ比べてお楽しみください。

















