体験交流工房わらし
紀州手漉き和紙「保田紙」
体験交流工房わらしでは、紙すきやうちわ作りなど、気軽にできる体験メニューをご用意しています。
ぜひ体験交流工房わらしにお越しいただき、手漉き和紙「保田紙」のあたたかさ、丈夫さを感じてください。
体験メニュー表
体験メニュー | 料金 | 料金(20名様以上) | 所要時間 |
| 紙すき体験 | 600円 | 400円 | 約5分 |
| うちわづくり体験 | 1,200円 | 1,000円 | 約45分 |
| あんどんづくり体験 | 1,500円 | 1,300円 | 約60分 |
| 風船ランプシェード | 1,300円 | 1,100円 | 約60分 |
保田紙の歴史
江戸時代、日本では、米、塩、紙の3つを「三白」といい重宝されていました。元和5年、1619年に徳川頼宣(1602-1671)が紀州藩主になったとき、米と塩はありましたが、製紙業だけが不足しており、当時の山保田と呼ばれていたこの地方(旧有田郡清水町)に紙の原料となる楮(こうぞ)が豊富に自生していたことから、頼宣は庄屋であった笠松左太夫(1598-1673)に命じ、山保田に紙漉き場を作らせました。左太夫は他藩の紙漉き場を訪ねて技術を学ぼうとしましたが、職人たちが自らの企業秘密を守ろうとしたので、門前払いにあいました。
そこで左太夫は、3人の若衆を現在の奈良にある吉野の紙漉きの盛んな地へ送り込みました。彼らは徐々に地域に受け入れられ、やがて地元の紙漉きの上手な女性と結婚し、自分たちの製紙業を確立するための知識を身につけ、現有田川町(旧清水町)に戻りました。試行錯誤の末、完成した和紙は紀州藩の御用紙として用いられ、昭和の最盛期には、傘や扇子、書類用などの紙を作る家が400軒もあったといわれています。
保田紙の製法
保田紙の製造は、熟練した技術と経験を必要とする、時間と手間のかかる工程です。現在でも、ほとんどの作業は手作業で行われています。主な原料は、1月に収穫される楮(こうぞ)の樹皮です。剥ぎとった樹皮の甘皮部分を残してさくり、冬の風にさらし、乾燥させて材料とします。さらに柔らかくなるまで煮熟(しゃじゅく)し、繊維に残った塵をきれいに取り除いた後、叩解(こうかい)した紙素をネリ(トロロアオイの根から抽出した粘性のある物質)とともにに水に入れます。湿度や気温に合わせて異なる量のネリが使用されますが、その比率は完全に経験と感覚によって決定されます。漉き簾を溶液の中にくぐらせ、繊維が均一に広がるように漉きます。
一日分漉いて積み重ねた紙から余分な水分を除くために圧搾し、一枚ずつはがして木の板に刷毛で貼り付け、天日干しで乾かします。
保田紙の現在
保田紙は、大量生産紙との競争、洋紙や洋傘の流行の普及により、和紙の市場は激減し、保田紙の生産はほぼ消滅しました。1953年の大洪水により、残っていた紙漉き場の多くが壊滅的な被害を受けました。1979年、残された紙漉き職人たちは、その技術を受け継ぎ、和紙工芸への関心を促進するための機関を設立しました。その構想は、「体験交流工房わらし」の運営に繋がり、今では一般客が紙漉きを体験できる本格的な紙工房となっています。
わらしの製品一例
○便箋(縦書き) : 10枚710円

○はがき : 5枚360円

○一筆箋 (縦書き) : 10枚280円

○御巻紙(巾20cm×長さ540cm) : 1,370円

○わら草履・布ぞうり(大きさや種類によって価格が変わります)

その他にも数多くの商品をご用意しておりますので、ぜひ店頭にてご覧ください!


基本情報
- 郵便番号
- 〒643-0521
- 所在地
- 和歌山県有田郡有田川町清水 1218-1
- 電話番号
- 0737-25-0621
- 営業時間
- 8:30~16:30 (体験最終受付 : 15:30)
- 休業日
- 水・木曜日、祝日、年末年始
ゴールデンウィーク : 4月29日・4月30日・5月6日 休業 - 料金
- 見学無料
体験メニュー : 紙すき体験 ・ うちわ作り体験 ・ あんどん作り体験 ・ ランプシェード作り体験
商品 : 便箋 ・ 楮の杖 ・ はがき ・ 和紙など
- 駐車場
- 専用駐車場あり
- アクセス
- 車:有田 IC から国道 480 号を東へ約 50 分
公共交通:JR 藤並駅からバスで約1時間、「清水温泉前」下車、徒歩約7分 - 予約サイト
- 備考
- <見学データ>
見学日時/8:30〜16:30 見学人数/1~ 30人(室内一同の場合は最大 20 人) 申し込み方法/個人のお客様は希望日の 1 週間前まで、団体のお客様は 1 カ月前までに、電話・予約サイトでお申し込みください。
※施設の情報は変更されている場合がございます。最新の情報は各公式HPをご覧ください。








