旧西村家住宅(西村伊作記念館)
重要文化財 大正・昭和モダンを象徴する建築
新宮市生まれで文化学院の創設者である西村伊作が設計した自宅。西村伊作は、大正・昭和期に活躍した教育者で、生活と芸術とを切り離すことなく、「生活を善くすること」「芸術や趣味への感性を磨くこと」を実践し、日常の「生活」を「芸術」にまで高めようとつとめました。大正3年(1914)に竣工した邸宅の間取りは、米国の近代建築に倣っており、特に1階の中心部を占める居間と食堂はガラス戸を挟んで一体となっていて、家父長制の息づく時代に家族本位のつくりが先進的です。また、与謝野晶子など多くの文化人が集うサロンとなっていたそうです。建物は記念館として公開され、油絵や陶器など伊作の作品も多く展示されています。
基本情報
- 郵便番号
- 〒647-0010
- 所在地
- 和歌山県新宮市丹鶴1-2-14
- 電話番号
- 0735-22-6570
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日)
- 料金
- 大人 220円(団体10名以上 170円)、小中学生 110円(団体10名以上 80円)
- 駐車場
- 2台
- アクセス
- JR新宮駅から徒歩5分
- 関連リンク
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