日野藤六 ひまわり
地元の小学生と有志で植えたひまわり
江戸時代後期の1790年、有田川の大洪水で堤防が決壊し、現在の有田市一体が洪水被害を受けました。紀州藩の奉行・日根藤六は藩主に堤防の復旧を訴え、堤や堰を増築するなど補強。1953年7月18日に起こった大水害では、藤六が復旧した部分の堤防は決壊せず、住民の命を守りました。
この逸話を風化させまいと、有田市「向日葵(ひまわり)応援隊」などの有志や宮原小学校の児童たちが、藤六の顕彰碑が建つ堤防の土手にひまわりの種を植えて、水害のあった7月18日頃に花を咲かせる活動を行っています。
2025年も約1500本の種を植えられました。7月中旬に見頃を迎えるとのことです。
基本情報
- 所在地
- 和歌山県有田市宮原町364
- 電話番号
- 0737-22-3624(有田市産業振興課)
※施設の情報は変更されている場合がございます。最新の情報は各公式HPをご覧ください。