観光情報誌「紀州浪漫」2022年 春号 Vol.80

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観光情報誌「紀州浪漫」2022年 春号 Vol.80



わかやま庭園回遊 新しい旅行の形として注目されている「ガーデンツーリズム」。個性的な庭園を巡りながら、独自の歴史や文化、食など地域性に触れる旅のスタイルだ。桜が花開くこの季節、うららかな陽気に誘われて「わかやま庭園回遊」にでかけよう。 紀州徳川家ゆかりの庭園や、参詣者をもてなすために造られた高野山の庭の数々。他にも和歌山では、地域の風景や歴史を背景に造られた様々な庭園に出会うことができる。石や砂を中心に構成される枯山水の庭や、神聖な生き物の姿を表現した芸術作品のような庭、そして自然そのものの力強さを感じさせる庭など、それぞれ異なった趣の景色をゆっくりと見比べるのも楽しいはず。 春の花々に彩られる庭園を愛でながら、旬のご当地グルメを堪能するのもおすすめ。さあ、和歌山のガーデンツーリズムを思う存分楽しんで。



中世の佇まいを残す根來寺 変化に富んだ風趣のある庭園 【岩出市】



根來寺は、高野山の学僧であった覚鑁上人によって開創された、新義真言宗の総本山。同寺院には、枯山水と池泉式蓬莱庭園からなる「根來寺庭園」がある。本坊から光明真言殿に向かう渡り廊下に面した部分は、砂紋が美しい枯山水。中ほどに配された3つの紀州青石は、それぞれ大日如来、金剛薩埵(さった)、尊勝仏頂を象徴している。紀州徳川家の別邸を移築したという名草御殿の北及び西に面する部分は、池泉に鶴や亀に見立てた石を配した、美しい造形の蓬莱庭園。山腹を巧みに利用して造られた、石組の滝から流れる水の音が心地良い。 また根來寺周辺には、旧和歌山県議会議事堂や史跡紀伊国分寺跡歴史公園など、貴重な歴史的建造物がそろう。庭園の美しい景観に癒やされるとともに、歴史探訪も楽しんで。



粉河寺の本堂を仰ぎ見る 独創的で豪壮な石組みの庭 【紀の川市】



紀の川市東部、大和街道沿いに位置する粉河寺。奈良時代末に開創したといわれる名刹で、西国三十三所第3番札所として、今も多くの参拝者が訪れる。本堂の前庭とその下の広場の高低差を活かして作られているのは、桃山時代に築造された枯山水の庭だ。ソテツなどの植栽を配しながら、和歌山市の青石や紫石、紀の川市の竜門石など、紀州の名石を巧みに組み込み滝や山々に見立て、幽玄で雄大な山水画のような世界が表現されている。 また、紀の川市はフルーツ王国としても有名。果樹園が手掛けるフルーツをぜいたくに使ったパフェや、変わり種のフルーツ寿司など、この町ならではのグルメがそろう。庭園観賞を楽しむとともに、瑞々しい春の味覚を思う存分満喫しよう。



江戸時代の風雅を味わう 紀州徳川家ゆかりの庭園 【和歌山市】



徳川御三家の一つ、紀州徳川家の居城であった和歌山城。西之丸庭園は初代藩主徳川頼宣侯によって造られ、今では紅葉の名所として親しまれている名勝庭園。徳川家以前の城主・浅野家の家老・上田宗箇によるものとの説もある。芽吹きの季節には青々としたもみじが生い茂り、内堀に佇む鳶魚閣は、水と緑のコントラストの中で風雅な雰囲気を醸し出す。 城を離れ海浜近く、10代藩主・治宝侯により造られたのが「養翠園」。海水を引き入れた大がかりな汐入式の池を中心に、和歌の浦の山々を借景に取り入れた大名庭園で、松の雄々しい姿に紀州の殿様の力強さを感じる。藩主たちの豊かな暮らしを想像しながら、のんびり庭園巡りを楽しみたい。



天空の聖地・高野山 参詣者をもてなす美しい庭園 【高野町】



弘法大師・空海が開いた真言密教の聖地・高野山。中世後期に諸国の大名と高野山の寺院が檀縁を結んだことにより、各宿坊が庭園を整え、工夫を凝らした精進料理で参詣者をもてなすようになったという。現代にもその庭園文化は受け継がれ、寺院の個性豊かな庭園の風景を眺めることが、高野参詣の楽しみの一つになっている。 昭和後期に造られた総本山金剛峯寺「蟠龍庭」は、日本最大級の石庭。雌雄の龍が奥殿を守るように向かい合う様子が表現されている。一方、金剛三昧院の庭園の魅力は、晩春に咲き誇るシャクナゲ。境内いっぱいに広がるピンク色の風景は、息をのむほど鮮やか。他にも、普門院、櫻池院、西南院には、著名な作庭家による美しい庭園がある。ゆったりと滞在してぜいたくに景色を堪能しよう。



伝統と文化を守り続ける 醤油の故郷を訪ねて 【湯浅町】



日本の食卓に欠かせない調味料「醤油」発祥の地、湯浅町。醤油は、鎌倉時代、僧の覚心が中国から径山寺味噌(現在の金山寺味噌)の製法を持ち帰ったことから生まれたといわれている。金山寺味噌を造る課程で生まれる〝たまり〟という上澄み液が、醤油の起源だ。湯浅の清らかな水を利用して醸造される醤油は、やがて全国に広まり現在に至っている。 湯浅町の北町、鍛冶町、中町、浜町の地域一帯は、全国で初めて醤油の醸造町として選定された重要伝統的建造物群保存地区。風情ある町家や白壁の土蔵などが建ち並ぶこの地域では、今なお昔ながらの醤油造りや金山寺味噌造りが行われており、ほんのりと醤油の香りが漂う。小路小路と呼ばれる細道を散策して、かつての人々の暮らしに思いを馳せてみよう。



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