高野山は八葉の峰と呼ばれる1,000m前後の山々に囲まれた山上の盆地で、明治5年に女人禁制が解かれるまで、厳しく女性の入山を規制してきました。高野山への参詣道として俗に「高野七口」と呼ばれる街道が通じており、かつては各入口に女性のための籠り堂として女人堂が建てられ、女人信者は弘法大師空海の御廟を拝みたいと、女人堂から女人堂へ八葉蓮華の峰々を辿ったといわれ、この道を「女人道」と呼んでいます。
このコースでは、極楽橋駅から京大坂道を経て、現存する唯一の女人堂である「不動坂口女人堂」から奥之院(「奥の院前」バス停)までの女人道を巡ります。
距離:約8.9km 標準歩行時間:約3時間30分
※但し、「奥の院前」バス停から中の橋を通り、奥之院御廟までは更に約1km。
「奥の院前」バス停から一の橋を渡って奥之院御廟に至る場合は、約2.7km歩きます。
※歩行時間に休憩時間は含まれていません。
大阪方面からは、南海高野線「難波駅」を起点に、極楽橋行き特急・快速急行・急行を利用して終点「極楽橋駅」へ。高野山内からは、南海りんかんバス高野山駅行きを利用し、「高野山駅」からケーブルカーを利用して「極楽橋駅」まで。
日帰りでのトレッキングが可能ですが、極楽橋駅からスタートするのは午前中をおすすめします。歩いた後は高野山内に宿泊され、山内に点在する見所を時間をかけてじっくり歩いて見学することをおすすめします。山内では、現在52ヶ寺が宿坊寺院としてご利用いただけます。それぞれに特色があり、美しいお庭の鑑賞、修行僧が配膳してくれる精進料理、本堂での早朝勤行など、日常とは異なった時間をお過ごしいただけることでしょう。
大自然のパワーあふれる世界遺産「熊野古道」と「熊野三山」を含み、歴史ある温泉も名物のひとつです。
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真言宗の総本山「高野山」エリアは、豊かな自然と荘厳な寺院が共存する厳かな雰囲気が漂います。
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関西を代表するマリンリゾートです。レジャーのほかに、太平洋の偉大さを感じる絶景スポットも楽しめます。