わかやま記紀の旅 「記紀」に描かれた世界 神々の物語編

神々が地上に降りて国を創り、ドラマチックに展開する神々の時代。やがて初代神武天皇が誕生し、天皇の時代が始まります。

主要な神々の系図

日本誕生! 二神による国生み

日本誕生! 二神による国生み

イザナギとイザナミが島々と神を誕生させた
古事記の冒頭には、神々が現れる前、この世は天と地の見分けもつかないような泥の海のような状態だったと記されています。それがいつの頃か、天と地が出現し、時を同じくして、天にある高天原[たかまがはら](天上界)にアメノミナカヌシが誕生しました。
その後、「神世七代[かみよななよ]」と呼ばれる神々が誕生したあと、男神のイザナギ、女神のイザナミが誕生。高天原の神々はこの二神に天沼矛[あめのぬぼこ]を授け、「まだカタチらしいカタチになっていないこの国を創り固め、ちゃんとしたカタチにするように」と命じます。これを受けて二神が足元に広がる海を天沼矛でグルグルとかき混ぜ、引き上げた天沼矛から滴り落ちたしずくが積もって、淤能碁呂島[おのごろじま]ができたそうです。
誕生した島にさっそく降り立ったイザナギとイザナミは、島に天の御柱[みはしら]という立派な柱を立て、御殿を造営しました。そしていよいよ、国生みです。二神は天の御柱を互いに逆方向に回り、巡り合ったところで国生みを始めることにしました。1度目はイザナミから声をかけたという理由で失敗してしまうのですが、2度目はうまくいき、淡路島や四国、隠岐、九州、壱岐、対馬といった島を次々と生み、そのあとにいろいろな神様も生んだのでした。

スサノオが出雲で ヤマタノオロチ退治!

スサノオが出雲で ヤマタノオロチ退治!

娘と結婚するために!戦利品はアマテラスへ
高天原で姉のアマテラスを困らせたスサノオはその後、罪を責められて追放されてしまいます。スサノオは地上へ向かい、出雲へ降り立ちました。
誰かいないかと歩いていると、泣いている老夫婦と娘に出会います。聞けばこの地には頭が八つあるヤマタノオロチがいて、毎年老夫婦のもとへ来ては、娘たちをさらっていました。今年もその時期が来たため、家族で泣いていたのです。そこでスサノオは、この娘との結婚を約束し、ヤマタノオロチ退治に向かうのでした。
老夫婦の力を借り、ヤマタノオロチに酒を飲ませ、眠らせることに成功したスサノオは、すかさず自身の剣で切り刻みます。しかし尾に刀を入れると、何かが当たってうまく切れません。なんと尾の中には剣があったのです。スサノオは尾を刻んで剣を抜き、ヤマタノオロチの話をアマテラスに伝えるとともに、剣を献上しました。これが天叢雲剣[あめのむらくものつるぎ]で、のちに草薙剣[くさなぎのつるぎ]として三種の神器のひとつとなります。
命が助かった老夫婦の娘の名はクシナダヒメ。スサノオと出雲で結婚し、立派な宮殿を建てて暮らしたそうです。

オオクニヌシが 因幡の浜で 白兎を助ける

心からの優しさでハッピーエンドの結末に
出雲国に、オオクニヌシという神がいました。彼には多くの兄神がいたのですが、あるとき因幡国(鳥取県)にヤガミヒメという美しい姫がいるという噂を聞き、みんなで会いに行くことになりました。さっそく出発するのですが、兄神たちが荷物をすべてオオクニヌシに背負わせたため、彼は遅れてしまいます。
ひとりで歩くオオクニヌシは、気多[けた]の岬で泣いているウサギに出会いました。わけを聞くと、鰐[わに](サメ)をだまして隠岐島から因幡国へ渡ってきたが、最後にそれがばれてサメに皮を剥がされてしまったとのこと。先に通った兄神たちにこの話をしたところ、海水で体を洗い海風を浴びれば治ると言われたのでその通りにしたが、傷が悪化し、痛くて泣いていたそうです。
かわいそうに思ったオオクニヌシは、真水で体を洗って蒲[がま]の穂を敷いて寝転ぶといいと教えます。ウサギはすぐに言われたとおりにし、おかげで傷が治って大喜び。オオクニヌシに「ヤガミヒメと結婚できるのはあなたですよ」と告げます。
ウサギを助けたオオクニヌシの優しさこそ、ハッピーエンドの最大の要因。ウサギの予言通り、ヤガミヒメはオオクニヌシを選び、2人は結婚できたのでした。

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